家事はしんどくない

お医者さんからは、家事もするなって言われてたけど、
それは無理な相談で

のろのろと、ならば一通りのことはできたので
途中、ぐったりするときは横になって寝たりしながら、
出された薬を飲んで、家で夫や子供のの帰りを待つ生活になった。

確かにしんどかったけど、
仕事に行かなくてもいい。それで十分だった。

家で過ごせること自体が、心の癒しになった。
本格的な夏が始まろうとする前の頃だった。

病んではいたけれど、仮のではあるけれど、
これが憧れの、専業主婦の生活なのよね・・・。

ただ、薬はあんまり、効いているのかいないのか、わからない毎日。
そうこうしているうちに、１週間たち２週間たち、診断書の日数はみるみる減ってくる。

３週間経ったとき、園長先生からの電話があった。「どうですか？出られそう？」
ドッキーン！
いきなり現実に引き戻された。ムリムリムリ無理！出られるわけがない。

とてもじゃないけど無理です～～～。


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タグ：専業主婦 診断書 癒し 現実